国内外G1・35勝の名門、角居師が引退へ…21年2月限りで

[ 2018年1月7日 05:30 ]

21年2月末で調教師を引退することになった角居師
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 角居勝彦師(53)が21年2月末に調教師免許を返上することが6日までに分かった。理由としては故郷の石川県で祖母の代に始めた天理教の教会を継ぐためとしている。07年ダービーを牝馬のウオッカで制し、東日本大震災直後の11年ドバイワールドCをヴィクトワールピサで勝つなど国内外でG1・35勝。“世界のSUMII”とも称された名門ステーブルは、残り3年で見納めとなる。

 「昨年、母が体調を崩して家を出られなくなったので、考えていました。調教師は好きな仕事だし悩んだけれど、スタッフには去年の10月に説明して、馬主さんには今月の預託料の請求の際にお伝えしています。去年の春に生まれた馬を引き受ける約束はしているので、その馬がクラシックを終えるまでは、と思っています」

 その後は競馬には関わらない見込み。ただ、調教師業と並行して取り組んできた競走馬のセカンドキャリアをサポートするサンクスホースプロジェクトについては、「都合がつけば関わっていきたいです」。開業からちょうど20年となるラストイヤーまで「あと3年と少し、真面目にやっていきます」と語った。

 ▼武豊 これまで角居先生にはG1を含めて、たくさん勝たせていただいています。勇退されるとのことなので、それまで一緒に一つでも多く勝てれば…と思います。

 ▼福永 各国でG1を勝っている数少ないワールドクラスの調教師だし、実績だけじゃなく引退馬のことやフランスでの若手育成など理念にも共感。ホースマンとして、とても尊敬している。いろいろ熟慮して、相当強い覚悟を持っての決断だと思う。残りわずかな期間だけど、先生と一緒にいい仕事をしたい。

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