橋下徹氏　メタ社の詐欺広告放置「詐欺ほう助になるかも」　責任逃れな態度に「日本の政治家みたい」

橋下徹氏
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　元大阪府知事の橋下徹弁護士（54）が18日、MBSテレビ「よんチャンTV」（月～金後3・40）に出演し、“なりすまし偽広告”を掲載し続けるメタ社について「詐欺ほう助が成立する可能性が著しく高い」と警告した。

　偽画像や偽動画を使われて詐欺被害が続出していることで実業家の前澤友作氏や堀江貴文氏らが怒りの声を上げているが、メタ社「社会全体の脅威」などと声明を出したものの謝罪はなし。橋下氏は「君たちの責任はどうなの？」と首をひねった。そのうえで「旧ジャニーズ事務所や小林製薬など初動をミスると企業が傾くのが今の時代。メタ社もそうなるんじゃないかなと思う」と指摘した。

　さらに、責任の所在だけではなく、法的機関で法律に触れていると判断される可能性についても言及。「全部をチェックするのは簡単ではないと思うが、申し入れがあったものについてはチェックしないと。それを放置したままなら詐欺ほう助になってもおかしくない」と、その対応を厳しく批判した。

　一方で「ネット事業の会社は社会を発展するために重要な会社と思う。それだけに責任も負ってほしい」と自浄作用が働くことを期待するとともに「なんか日本の政治家みたい、このメタ社って」と皮肉も忘れなかった。