岸谷五朗明かす2人ユニット「地球ゴージャス」誕生秘話 「劇団主体だった演劇界」への挑戦だった

[ 2024年4月14日 16:20 ]

大の仲良しの俳優・寺脇康文(左)と岸谷五朗
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 演劇ユニット「地球ゴージャス」の岸谷五朗(59)と寺脇康文(62)が、14日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜後1・30)にVTR出演し、ユニットを組んだ理由について振り返った。

 今年で結成30周年。岸谷は「ぼくらが結成したとき、演劇界って劇団主体でした。でも、あえてたった2人だけのユニットを作ったんです」と、当時の常識を覆そうという思いだったことを明かした。「できた脚本に対してキャストを世界中から持ってこられる。いろんなキャストが地球ゴージャスに出てくださって、作品を育てることだった」と、結成当時の狙いを語った。

 そのコンセプトは見事に成功。30年続く演劇界の新しい形として定着した。岸谷は「少し視点を変えたものを見つけたら、信じていくことが大きな扉を開くことになるかもしれないです」と、自身の成功体験を踏まえて、新しい進路に踏み出そうとしている人たちにアドバイスを送った。

 5月31日から大阪公演「儚き光のラプソディ」(SkyシアターMBS)を上演。岸谷は「世界が争っている最悪の状況で、人に絶望している今の時代だから、大好きな人間力で作品をつくりたい。そんな思いで稽古しています」とコメント。寺脇は「お客様も持っていらっしゃる壁とか、悩みとかあると思います。そういうものを背負った登場人物たちが出会うことで、どう乗り越えていくのか?お客様それぞれの人生の思いに浸りながら見ていただけるのでは」と期待していた。

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