【言葉力展】黒木瞳　悟った幸せと不幸せの「繰り返し」

黒木瞳「禍福は糾える縄の如し」
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　作詞家の秋元康氏（65）や俳優の船越英一郎（63）、サッカー選手の長友佑都（37）ら各界の著名人が大切にしている言葉や座右の銘を書道家の金田石城氏（83）が作品にした個展「言葉力展」が、4日から東京・有楽町朝日ギャラリーで開催される。

　女優の黒木瞳（63）は故事成語「禍福は糾（あざな）える縄の如（ごと）し」が人生訓。「幸せな時はそれに有頂天にならず謙虚に過ごし、不幸せを感じる時はやがて訪れるであろう幸せを信じて過ごす。人生はその繰り返し」と悟れるようになったという。

　女優の中条あやみ（27）は「お互い様という気持ち」を大切にしている。「日々いっぱいいっぱいで大変なのはお互いさまなので、頼り頼られることが当たり前になる世の中になってほしいという思いがあります」

　また、極真空手の国際大会にも出場する長嶋一茂（58）が選んだのは「尊人黙孝　宙心利他」という言葉。「極真会館創始者の大山倍達総裁の家訓です。国境を超えて世界が平和であるよう唱えられた遺言と捉えていて、今こそ武士道精神が全人類に拡散されることを望むものであります。押忍（おす）」と力が入っている。