エスパー伊東さん死去 ファンも涙「大好きでした…」 ブレークきっかけ「めちゃイケ」がXトレンド入り

[ 2024年1月16日 23:59 ]

エスパー伊東さん
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 元お笑い芸人のエスパー伊東(本名・伊東万寿男=いとう・ますお)さんが死去したことが16日、分かった。63歳。東京都出身。1990年代、ボストンバッグの中に入り込むカバン芸を武器に大ブレークしたが、2018年いっぱいで「右変形性股関節症」治療のため芸能活動を休業していた。親交の深い南部虎弾はスポニチ本紙の取材に「容体が良くなって年末に病院から施設に戻ると聞いていたので、まさかこんなに早く亡くなってしまうとは残念で仕方がない」とショックを受けていた。

 伊東さんは全国会員数100人超の「不思議サークル」を主宰したことを機に露出が増加し、日本テレビ「投稿!特ホウ王国」、フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」出演でブレーク。上半身裸、黒スパッツ姿をトレードマークに、常人離れした「高能力」と呼ばれる芸で人気を博した。

 ファンにはやはり「めちゃ×2イケてるッ!」での記憶が大きいようで、SNSには悲しむ声が続々と集まり、X(旧ツイッター)では「めちゃイケ」がトレンドワード入り。「めちゃイケの24時間対抗テレビで毎年大笑いさせて貰いました」「めちゃイケでたくさん笑わせていただきました」「めちゃイケの「24時間対抗テレビ」では何回も奇跡を起こしてくれたよなぁ お笑いの神様のとこに行ってもテレビ界を暖かく見守っててください」「めちゃイケ世代の私はエスパー伊藤さん大好きでした…」など、ファンが悲しみながら追悼した。

 伊東さんは、2018年12月に記者会見を行い、右変形性股関節症で加療中のため芸能活動を休業すると発表。中学2年の時に同症と診断され、ボストンバッグから顔だけ出すなど、体を酷使した芸を繰り返すうちに悪化していったという。会見では「絵画や、自叙伝を書いて(費用をため)早く手術をしたい」と話し、「またカバンに入りたい」と復帰を願っていた。

 20年2月に出演したTBS「爆報!THEフライデー」では、休業発表後に精密検査を受けて多発性脳梗塞を発症していたことを明らかに。19年2月に右変形性股関節症の手術を受け、同4月には多発性脳梗塞の投薬治療を開始。収入が全くないため、生活保護を受けている現状が伝えられていた。

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