ステージ4の膵臓がん・森永卓郎氏 オプジーボ投与開始公表 病室から電話出演で広瀬香美熱唱「絶好調」

[ 2024年1月16日 11:16 ]

経済アナリストの森永卓郎氏
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経済アナリストの森永卓郎氏(66)が16日、レギュラー出演するニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に電話で生出演。昨年末にステージ4の膵臓(すいぞう)がん闘病を公表しており、15日から新しいがん治療薬「オプジーボ」の投与を開始したと公表した。

 森永氏は電話口から「おはようございます」と元気な声で登場すると「昨日(15日)の午後2時過ぎから新しい抗がん剤のオプジーボというのを打つことにしたんですよ。前回12月21日の時は本当に死にそうになったので、別の抗がん剤で。ちょっと心配してたんですけども、今は10時間くらい経って現状をご報告したいと思います」と話した。

 すると、いきなり広瀬香美の「ゲレンデがとけるほど恋したい」を熱唱。「絶好調 真冬の恋 スピードに乗って 急上昇 熱いハート とけるほど恋したい」とツッコミを受けながらも元気な声で歌いきった。

 森永氏の代役としてゲスト出演した、経済アナリストで息子の森永康平氏は「土曜日(13日)にお見舞い行ったんですけど、目の前がナースステーションで看護師さんがいっぱいいて声が聞こえているはずなので強制的に退院させられるかもしれない」と苦笑いで振り返った。さらに「今いる病棟ってそれなりに重症な方が多いはずなので、朝っぱらから歌う迷惑っぷりがね。ステージ4のがんと言われてしまうと、暗くなったり、自分ダメなんだってなってしまう人がいるらしいんですけど、その点あんな感じですからそこは凄いなと思います。ふざけている間は元気なんだなと今回の一連のケースでわかった。去年の本当に死にそうな時はめちゃくちゃ真面目になったんですよ。何かあってもちゃんと謝れるし、ありがとうと言える。死にそうになるとまともになる。(15日に公開した)YouTube(森永康平のリアル経済学)で撮った動画も本当に親子感が出て子供を見る目になっているというのが多かった」と話した。

 森永氏は体調次第で今後はスタジオでの出演を希望しているという。それでも康平氏は「免疫力が落ちてるからスタジオに行かなくてもいいんじゃないの」と体調を気遣ったが、「行かなきゃいけない。スタジオの空気感が大事なんだと言うんですけど、あなた空気読まないでしょと。一番関係ないでしょって」と苦笑いでやり取りを明かした。

 さらに「ラジオを長くやってるのでラジオ人ぶりたがる。僕らはコメンテーターとして来ていて、アナウンサーじゃないのでマイクのオン、オフはスタッフさんに任せるじゃないですか。やりたがりません、うちの親父?しかも、(カフを)降ろし忘れるんですよ。カフやりたいと。空気を読んであれだったら読めてないぞっていう話ですよ」と父にくぎを刺していた。

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