松前ひろ子がデビュー55周年記念曲の発表イベント 演歌界で相次ぐ訃報を受け「大事に生きていかないと」

[ 2024年1月16日 18:39 ]

デビュー55周年の記念曲「おんなの恋路」の発表イベントを開いた松前ひろ子(中央)。作詞のいではく氏(右)、作曲の弦哲也氏
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 演歌歌手松前ひろ子(73)が16日、都内でデビュー55周年記念曲「おんなの恋路」(17日発売)の発表イベントを開いた。

 事情があって正式な夫婦ではないが、互いを思い合っている男女の愛の歌。同曲などを歌唱し「恩返しの1年にしたい。精いっぱい頑張りたい」と力を込めた。

 55年の歌手生活については「あっという間だったという方もよくいますけど、私は山あり谷あり、底ありの人生をはい上がって厳しい道のりでした」と振り返った。1969年にデビューしたが、2年後に交通事故により活動を休止。復帰できたのは8年後だった。「一番かわいい時期に休んだんです」と笑い飛ばしながら、「これから自分のエネルギーを出し切りたい」と抱負を述べた。

 八代亜紀さんや小金沢昇司さんら演歌界で訃報が続いており「寂しいニュース。大事に生きていかないとと思いました」と語った。北島三郎のいとこである松前は、北島ファミリーの小金沢さんと年に1回、地元の北海道知内町のサマーカーニバルで共演。「私たちの前ではお酒は飲まなかった。礼儀正しい子でしたよ」と印象を語り「入院を繰り返して、大変だったと聞きました」と残念そうに話した。

 自身は昨年7月に腰椎すべり症の手術を受け、現在も腰の不安はある。それでも「足元はフラついてますけど、心は元気です。頑張って歌っていきます」と力いっぱいに話した。

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