文化放送 音で認知症に挑む「ガンマ波サウンド天気予報」22日から地上波日本初の試み 早朝のシニア層へ

[ 2024年1月16日 14:20 ]

文化放送「ガンマ波サウンド天気予報」がスタート
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 文化放送は16日、認知機能ケアの可能性に注目が集まる、塩野義製薬とピクシーダストテクノロジーズの共同開発による40Hz変調音「ガンマ波サウンド」を使用したラジオ「ガンマ波サウンド天気予報」を今月22日にスタートすると発表した。

 朝の情報番組「おはよう寺ちゃん」(月~金曜前5・00~8・00)内で午前5時5分からオンエア。「ガンマ波サウンド」によるレギュラー番組の放送は、地上波としてはテレビ・ラジオを通じて日本初の試みとなる。

 「ガンマ波サウンド」とは、ラジオやテレビなど日常のあらゆる音をリアルタイムに40Hz変調を施す特殊な技術「ガンマ波変調技術」を用い、日常生活を送りながら認知機能ケアの可能性がある音。マウスの認知機能が改善した研究結果や、ヒトを対象とした臨床試験においても認知機能悪化の抑制や脳萎縮の抑制を示唆する研究結果が得られて、40Hz周期の音は世界的に注目をされている。

 通常の天気予報のBGMに40Hz変調を施す新番組。同局は「今回は『音』で認知症に挑むガンマ波サウンドの取り組みに賛同し『音』を聴くだけでもその可能性が広がることを願い、塩野義製薬とピクシーダストテクノロジーズ両社の協力の下、この取り組みを行います。シニアの聴取者が多い早朝の天気予報のBGMをガンマ波サウンドでお送りし、聴取者の反応やガンマ波サウンド研究開発の推移を見守りながら、ガンマ波サウンドによる放送領域の拡大を随時検討して参ります」としている。

 「ハート・リング健康Radio~認知症と手をつなごう」(日曜後5・45)や、アルツハイマー病を公表した梶原しげるアナウンサーの特別番組「梶原しげると仲間たち~アルツハイマーとともに」(昨年12月オンエア)など、リスナーの健やかな生活のため、既に様々なコンテンツを発信している。

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