青学大・原晋監督 ドルーリーのスピード感ある走りに将来性「絶対スピードがある方が将来的に伸びる」

[ 2024年1月16日 17:14 ]

青学大・原監督
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 今年の箱根駅伝で青学大を2年ぶり7度目の総合優勝に導いた原晋監督(56)が16日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にコメンテーターとして生出演し、14日の全国都道府県対抗女子駅伝で快走を見せたドルーリー朱瑛里(しぇり、16=津山高)の走りを解説した。

 岡山代表で2区を走ったドルーリーは、12分47で区間5位。一時は8人抜きで27位から19位まで順位を上げる場面もあり、大会を盛り上げた。

 ドルーリーのスピード感あふれる走りに、原監督は「進化しますよ。厚みが出てきましたよね。大人になってきてますよね」とほれぼれした様子。「若い時はスピードを強化して、今回は4キロ走ったと思うんですけど、徐々に距離を伸ばしていく(のがいい)」と解説し、「将来的にはフルマラソン、42・195キロ、絶対スピードがある方が将来的に必ず伸びてくると思う」と期待を寄せた。

 この区では東京五輪1500メートル8位入賞の田中希実(ニューバランス)が区間賞を獲得。20位でたすきを受け、19人抜きという圧巻のレースだった。田中のすごさを問われた原監督は、「まず故障しないことなんですよね。体が強い。それだけトレーニングと試合で結果が付いてくる」と絶賛。「一つ一つの大会に対して、コンセプトを持って臨んでいる。たとえば、“今日は前半突っ込んで耐える”、あるいは“後半のラストスパートを意識して試合に臨む”と、目的意識を持って活動している」と解説しした。また、走りっぷりにも「バネの切り方、体幹がしっかりしてますよ。まりがはねるように推進力が前に行っていますね」と賛辞を送っていた。

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