MBSラジオ社長、新春会見でスピードワゴン・小沢「アッパレ」当面休演、アリスのヤンタン3月末終了発表

MBSラジオ・浜田尊弘社長
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　MBSラジオの浜田尊弘代表取締役社長が16日、新年の社長会見を行った。

　同局にとっても、出演者に関連してさまざまな出来事があった2023年。まずは性加害問題があった旧ジャニーズ事務所について、浜田社長は「被害者への救済と補償が着実に実行されているように見えているので、注視していきたいとは考えておりますが、現状では評価している、タレントの起用に関しては総合的に判断して、慎重に考えていく方針に変わりはない」と説明した。

　また同じく旧ジャニーズ所属の「Aぇ！group」で、福本大晴がコンプライアンス違反による契約解除となったことを受け、グループがパーソナリティを務める同局の看板番組「ヤングタウン」水曜日については「引き続き５人でやっていく予定」と説明した。なお、同番組の金曜日を担当するアリスについては「ヤンタンを大きくしてくれた谷村新司さんが強い意志でやっていただいた。１つの区切りとしてアリスとしてのヤンタンは3月いっぱいで放送終了する」と説明した。

　また、お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬（50）が一連の週刊誌報道を受け、活動自粛を発表。隔週レギュラーを務めるMBSラジオ「アッパレやってまーす！～土曜日です～」（土曜深夜0・00）も13日深夜の放送の出演を見合わせていたが、同局は「小沢さんの主張と週刊誌の報道が全然違う。はっきりするまではやめたほうがいいだろう、ということで休演となります」と説明した。

　また、来年開催される大阪・関西万博について関西のＡＭ、ＦＭの枠を超えて全12局合同で万博関連プロジェクトを立ち上げることも明かした。昨年秋ごろから組織作りが始まり、キックオフミーティングが始まったのは11月29日。現状具体的な企画は決まっていないが、「万博の期間中だけではなく、その後もずっと協力して関西のラジオ文化を盛り上げていければ」と語った。