藤井聡太王将、朝日杯連覇&史上最多V5へ好発進!午後からは4強かけて“因縁”の増田康宏七段と再戦

[ 2024年1月14日 12:54 ]

名古屋市内で指された朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント1回戦で斎藤慎太郎八段(手前)を破った藤井聡太王将
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 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=が14日午前、名古屋市の名古屋国際会議場で指された第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント1回戦を勝ち上がり、午後2時からの準々決勝進出を決めた。同じく1回戦に勝ち、前年の準々決勝でも激闘を繰り広げた増田康宏七段(26)と4強進出を掛けて再び対戦する。

 昨年に続く連覇と、羽生善治九段の最多記録に並ぶ5回目の優勝を目指す藤井の1回戦の相手はA級棋士の斎藤慎太郎八段(30)。戦型は角換わりからの早繰り銀で早い攻め合いとなったが、攻防に正確な手を積み重ねて快勝。増田との再戦に向けて「1年ぶりの対戦ですが昨年も強さを感じた。しっかりとした対局をしたい」と表情を引き締めた。

 一方、1回戦で及川拓馬七段(36)を破った増田も「昨年はかなり惜しいところまでいって負けてしまった。今年の方が実力がついたので、また勝負したいと思います」と打倒・絶対王者に気合をみなぎらせた。

 2人の過去の対戦成績は藤井の4勝1敗。昨年1月の朝日杯準々決勝では増田がAI評価値(日本将棋連盟ライブ中継サイト)で一時88対12という絶対的に有利な状況まで藤井を追い詰めたものの終盤で逆転され、169手の激闘の末に敗れている。

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