坂上忍　航空機のペット問題に言及「乗せるか乗せないのか論が先」「航空会社をどうのとは思わない」

坂上忍
Photo By スポニチ

　俳優の坂上忍(56）が14日までに自身のYouTubeチャンネルを更新し、航空機のペット問題について私見を述べた。

　愛犬家としても知られている坂上だが、2日に羽田空港で日航機と海上保安庁の航空機が衝突して炎上し海保機の乗員5人が死亡した事故で、日航機の貨物室に預けられたペットは救出できなかったという報道を受け、「飛行機を悪とするとかじゃなくて、その手前」と語った。

　坂上は「僕の考えていることを正直に言うならば、飛行機に関して言うとですね、動物を貨物扱いにするというのは、僕も好きじゃないんです」とし、海外の航空会社と比較する論調があることについて、「僕の知識で言うと、ほぼ全部が緊急時は置き去りです」と語った。

　続けて「それに対してひどい、という声がたくさんある訳でしょ。同席できて、物扱いじゃなくて、人間と同等の扱いにしてくれるのにこしたことはない。でも人命第一なわけでしょ。だから、そこを叩くのはちょっとかわいそうなんじゃないのっていうのが僕の意見」とした。

　また、坂上自身が飛行機が苦手ということもあり「人間だって、耳が聞こえなくなったりとか頭痛がしたりする症状が出てくる訳じゃない。そこにワンコやニャンコを乗せた時に、人間より個体がずっと小さいことを考えた時に、じゃあそれってどうするの。乗るの乗らないのって選択をするのは彼らじゃなくて人間になってくる」「動物にも個体差があるので、全部の子たちに対して負担がかかるかというと違うと思うんです。でも、飼い主の判断になるんで、飼い主さんが責任を取るのか、に行きつくと思うんですよね」「まず乗せるか乗せないのか論が先にあった上で、航空会社をどうのこうのというのは、僕は思わない」と力説。

　坂上は過去に1度だけ飛行機にペットを乗せたことがあると語ったが「1回こっきり」今では「車で連れて行く」と語っていた。