紗栄子 能登半島地震被災地へ支援物資届ける「必要とされる物資は各エリア、各避難所ごとに変わっていく」

[ 2024年1月13日 15:22 ]

紗栄子
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 モデルでタレントの紗栄子(37)が13日、自身のインスタグラムを更新。能登半島地震で被災した石川県内の各地を回って被災者と交流する様子や支援物資を届けたことを報告した。

 紗栄子はこれまでもさまざまな被災地を回ってきた。きっかけは2010年に故郷・宮崎で家畜の伝染病・口蹄疫の被害を目の当たりにし、支援活動を始めたことだったとし、2019年には継続的な活動を行うため、社団法人「Think The DAY」を設立。2日には「Think The DAY」で「令和6年 能登半島地震」の支援金の寄付ページを公開したことを告知していた。

 地震発生後、被災地各地を回ってきた紗栄子は「昨日は、矢田郷地区コミュニティセンターへ約300名分の除菌スプレーボトル、コロコロクリーナー、ゴミ袋や女性用下着、子供用衣服を。御祓地区コミュニティセンターへ約50名分の男性用下着や靴下を。志賀町八幡公民館には約50名分の衣類と衛生用品、お薬やペット用品、ドーナツなどをお届け致しました。これらはすべて事前に各施設のご担当者様と連絡を取り、細かくご要望をお伺いしたうえでお届けさせて頂いております」と報告した。

 「自主避難所となっている八幡公民館では、指定避難所ではないということから食料や衣類などの物資は届かず、届いたとしても賞味期限が当日の、他の避難所で余った食料だけとのことで、地区の方からの持ち寄りで避難所生活を送られているという情報と共に、支援を求める連絡が9日の深夜、私のインスタグラムのダイレクトメッセージに届きました。その後やり取りを進め、区長さんに必要な物資を吸い上げていただき、昨日、物資のお届けをすることができました。やり取りを進める中で、避難所で生活をしている小さなお子さんが1人、ちょうど5歳のお誕生日を迎えたとのお話を伺ったので、ささやかではありますが、お洋服やお菓子などと共に、おもちゃも一緒にお持ちしました。このように、 @_thinkthedayでは現地の方に必要なものをダイレクトにお伺いしてスピーディーにお届けするよう努めています」とインスタグラムのDMから支援につながったことを明かした。

 「昨日伺った避難所は、いずれも断水中のエリアだったため、“自衛隊による入浴支援で久しぶりにお風呂に入れたけど洗濯が出来ないから毎日同じ服を着ている。”“綺麗な下着がない。”“暖かいアウターよりもまずは下着が嬉しい。”というお声を複数耳にしました。自衛隊の皆さんのおかげで温かいお湯に浸かり、久しぶりにリラックスすることができたとおっしゃっていた皆さんに、私たち民間は私たちだからこそ出来る形で寄り添いたい。避難所で生活している中学生の女の子達も、久しぶりにお風呂に入れたけど10日間同じ服を着ているんだと私に教えてくれました。そして大人たちでは気付けない必要物資も教えてくれました!本日中にみんなの必要としている物を揃えて、明日必ずお届けしたいと思います!そして、数々の被災地で活動をされてきた“救州ラーメンプロジェクト”さんが、今回いち早く炊き出しに出動してくださいました!数々の被災地でたくさんの人の心とお腹を満たしてきた秀ちゃんラーメンの@hidechan1223さんが、私に連絡をくださり、炊き出しの要望があった避難所へとお繋ぎさせていただきました」と現地の意見を吸い上げて支援をしていることを明かした。

 「このようにたくさんの方たちが協力してくださるおかげで、私たち@_thinkthedayは今現在も各所とのやり取りを続けながら、物資提供に専念できております。そして、 @nasufarmvillage からも、金沢にキッチンカーを無事に動かすことができたので、明日からは @_thinkthedayとしても、避難所にて炊き出しを行います。日に日に必要とされる物資は各エリア、各避難所ごとに変わっていくので、必要物資のお届けに関しても、引き続き指定避難所だけではなく自主避難所でお過ごしの皆様にも、可能な限りお届けできたらと思います」と今後も支援を継続することを約束した。

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