立川志らく かつて現在の大物落語家2人と電車の中で「大ゲンカ」したワケ「2人だけ感動させたんだって」

[ 2024年1月7日 17:41 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(60)が7日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜正午)にゲスト出演。大物落語家2人とかつて「大ゲンカ」をしたことがあると明かした。

 この日は落語家の春風亭一之輔と共に登場。志らくは「若い頃ね、高校生の前で落語やったことがある」と回顧。先に出演したのは春風亭昇太だったとし、「そりゃもうドッカン(とウケて)、まだ笑点なんかやってない頃」と語った。

 続いて立川談春が舞台に上がり、「この人は普段はマニアな古典ファンにグワーってやるんだけど、高校生相手にちょっと忖度(そんたく)して、分かりやすい落語やったの。で、ドーンって結構ウケたの」」と続けた。

 「それ見てたら、俺は普段通りやろうって言って、文七元結ってど真ん中の人情ばなし50分、語ったら、シーンと静まり返って。何の反応もない、前の女の子たちみんな寝てる。って誰からもウケない」との結果に。

 落語を終えると、昇太と談春は「ウケたね」と喜んでいたというが、「2人高校生がターッと走って来て、昇太、談春を通り過ぎて私のところに来て、“人生でこんな感動したことありません”って。2人だけ」との言葉を送られたとした。

 「500人いた生徒、498人は寝たんだけど、2人だけ、落語に目覚めさせた」と志らく。「私はそういう生き方でいいかなと思って」と話した。

 それでも「帰りの電車の中で、3人で大ゲンカ」と回顧。「誰が正しかったのか。昇太さんは“俺が一番ウケたんだ”、談春さんは“俺は普段と違うことやったんだぞ。でギャラ分の仕事はしたんだ”、俺は“やりたいことやって、2人だけ感動させたんだ”ってそういう大ゲンカ。3人で」と振り返った。

 「3人共無名の頃の、若手真打ちの」頃だと言い、「それをね、是枝(裕和)監督がドキュメンタリーで回してた。映像残ってる。フジテレビの頃」と懐かしそうに話した。

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