石田ゆり子 ペット問題「言葉が足りなかったことを反省」「この問題は今ではないのかも…時期がきたら」

[ 2024年1月7日 12:20 ]

石田ゆり子
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 女優の石田ゆり子(54)が7日、自身のインスタグラムを更新。羽田空港で日航機と海上保安庁の航空機が衝突して炎上し海保機の乗員5人が死亡した事故で、日航機の貨物室に預けられたペットは救出できなかったという報道を受け、私見を述べたことについて、改めて自身の思いを記した。

 「ひとつまえのポストについて、たくさんのコメントをありがとうございました」と書き出すと、「様々な思いが胸に駆け巡りました。そうか、私の考えはこんなにも甘いのかと思いながら、そして私はいつも感情で突っ走るところがあるので言葉が足りなかったことを反省いたしました。色々な感情と共に全てのご意見拝読しました」と記した。

 「SNSの特性とでも言うべきか。見えない相手に直接コメントできてしまうことの良い面と悪い面の両方を感じましたし、私自身に対してもその点をもっと深く考慮しなくてはいけないと反省しました」と石田。

 「わたしは常日頃から動物たちと人間のより良い共生を望んで、そして目指して生きています。私は多くの動物たちと暮らしていて、彼らのいない生活などとても考えられません。長年、日本の法律上、家族同然である愛護動物たちがモノとして登録されることに深い違和感を感じ続けてきました。先日の事故により失われた動物たちの命とあの事故の中それを見守るしかなかった飼い主さんの気持ちを考えるといてもたってもいられず半ば感情的に、笠井信輔さんのポストにコメントを書いてしまいました。(二枚目の写真にその時のコメントを載せます)」と回顧した。

 「当然ながらJALの皆様を批判するつもりなど微塵もなくただただ動物たちの命をなんとか救いたかった、一緒に脱出できるようになったらどれだけ幸せかと思うばかりなのです」と意図を説明。

 「この時期ではないだろう、今ではないだろうと言うコメントも沢山頂きましたが私にとっては、今だから、と言う感覚でもありました。ですが確かに能登の地震のこと、被災された皆様のことを考えると、たしかにこの問題は今ではないのかもしれません」とし、「時期がきたらきちんとこの問題を考えていきたいと思っております。現状では難しくても、あらゆる方面から思考できたらと思います。たくさんの皆さんが一緒に考えてくださったこと 心からありがとうございます」とつづった。

 石田は4日、元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサーの投稿にコメントする形で「本当に本当に辛いです。どうか動物たちが乗っていませんようにと祈っていました。飼い主さんの思い、そして貨物室の動物たちの思い…どう考えてもやるせないです」と思いを吐露。「いろんな意見があると思いつつも家族同然の動物たちを機内に載せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許して欲しいです」と自身の意見を記し、「災害時、非常時には、モノとしてではなく家族として、最善を尽くす権利を…。生きている命をモノとして扱うことが私にはどうしても解せないのです」と説明していた。

 だが5日には自身のインスタグラムで「動物たちを(ケージに入れて)客室に入れてあげてほしいと書き込んだ私のコメントに対して、ものすごい勢いで反対する方々が…」と驚きを伝え、「でも、私はそれでもいいと思ってます。人命より動物が大切なのかといわれたり、アレルギーが、と言われてもその点も考慮しながら少しずつ、解決していけたらとほんとに思っているのです」と記した。

 また「誰かを批判したり何かを押しつぶしたりして自分の意見を通そうなんてぜんぜん思っていません」と説明。「どうかそんなに怒らないで。考えを書いているだけ」と願った。「そして、わたしは何を言われても、この問題に限らず動物たちとの共存していく問題を日本の皆さんがもっともっとみんなで話し合える世の中になっていってほしいと思ってます」と結んでいた。
 

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