阪急百貨店が謝罪 ディスプレイ展示でデザイン無断使用 「ご心痛とご迷惑を…心よりお詫び」

[ 2023年12月22日 16:39 ]

阪急百貨店本店
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 阪急百貨店は22日までに公式サイトを更新。今月13日まで「うめだ本店」1階に展示していたディスプレイに、著作物の無断使用があったとして謝罪した。

 「去る11月15日から12月13日までの期間、阪急うめだ本店1階コンコースウィンドーにて展示しておりましたディスプレイにつきまして、その制作の参考とした著作物の権利者の方から無断使用のため即時中止するようお申し出をいただきました」と報告。

 ディスプレイ制作をめぐっては、趣味で人形制作などをしている人物がX(旧ツイッター)上で、阪急での展示と自身の作品と酷似していると指摘。百貨店側にも問い合わせしていることを投稿していた。

 阪急百貨店はX上で訴えていた人らの作品画像をもとに制作を行ったと認めた。

 「権利者様の画像を含むインターネット等で集めた画像により、関係者の中でイメージを共有し、それを元に素材集めから制作までを行いました。本来は、この制作段階において、権利者様に事前の確認及び承諾を得るべきところでございましたが、これを失念しておりましたことが原因でございます」とし、引用元に許諾を得ていなかったと説明。

 「お申し出を受け、去る12月13日の営業終了後に本ディスプレイを撤去させていただきました。本ディスプレイをご覧になられました皆様に誤認を生じさせるような事態になりましたこと、誠に申し訳なく、また、権利者様には、多大なご心痛とご迷惑をおかけいたしましたこと、ここに謹んで心よりお詫び申しあげます」と謝罪した。

 「なお、同ウィンドーはマリオネットを主役として弊社が企画・制作したもので、人形作家の林由未様には使用するマリオネットの制作のみをお願いしており、当該ディスプレイには関与されておりません。ディスプレイの制作・展示に際しましては、今後このようなことのないよう再発防止に万全を期してまいります」とした。

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