泉房穂氏 大阪万博「コストの削減と万博の成功は両立可能なのに…意義や経済効果を持ち出す政治家多すぎ」

[ 2023年12月22日 11:29 ]

泉房穂氏
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 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(60)が21日、自身のSNSを更新。2025年の大阪・関西万博のについて言及した。

 万博を運営する日本国際博覧会協会は開幕まで500日となった11月30日、前売り入場券の販売を開始。同協会は、期間中(2025年4月13日~10月13日、184日間)の来場者数を2820万人と想定している。

 万博を巡っては、海外パビリオンの建設の遅れが指摘されているほか、約344億円の木製の大屋根、通称「リング」などの会場建設費が当初の1・9倍近い最大2350億円になるなど費用が膨らみ、批判の声も出ている。

 建設費とは別に運営費もかかり、協会は14日、これまで809億円と想定していた運営費を約1・4倍の1160億円に引き上げる案を正式に発表した。人件費の高騰や警備費の増額などが要因。万博の運営費の大半は入場料収入でまかなうが、過去の万博では入場者数が想定を大きく下回り、政府と地元自治体が赤字分を負担した例もある。

 泉氏は「『万博』については、怒りを通り越して、情けない気持ちだ。『コストの削減』と『万博の成功』は両立可能なのに、『コストの削減』への反論として、『万博の意義』とか『経済効果』を持ち出す政治家が多すぎる。論点がズレていること、ホントにわかっていないんだろうか」と自身の考えをつづった。

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