梅沢富美男 「指導する側が厳しくできない」イチロー発言に賛同「伸ばす指導をしてくれるなら大事」

[ 2023年12月4日 22:35 ]

俳優の梅沢富美男
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 俳優の梅沢富美男(73)が4日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演し、 マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(50)が発した、選手指導をめぐる発言に賛同した。

 イチロー氏は11月に旭川東(北海道)で選手指導を行った。談義の中では「今の時代、指導する側が厳しくできなくなって」と、学生野球を取り巻く指導の環境に言及。「でも自分たちで厳しくするしかないんですよ。ある時代まではね、遊んでいても勝手に監督・コーチが厳しいから全然できないやつがあるところまでは上がってこられた。やんなきゃしょうがなくなるからね。でも、今は全然できない子は上げてもらえないから。上がってこられなくなっちゃう」と、厳しい指導を受けられないがゆえに花開かない才能があることを嘆いていた。

 イチローの発言に、梅沢は「大したもんだ、やっぱりイチロー君だね」と称賛の言葉を送った。「何度も言ってるけど、スポーツと芸能界のことで、いちいち口出すんじゃねえ!って。そういう世界なんだよ。芸能界も、スポーツも」と持論を語り、「スポーツは結果だって前に言ったよね。23時間、1時間しか寝ないで練習していますと言ったって、結果が出なければ何もならない」と訴えた。

 さらに梅沢は、俳優を目指していた少年時代の苦い思い出も告白。「俺なんか18の時、願書持って立っていただけで、“いらね”って言われたんだ。“どうしてですか?”って聞いたら、“お前、目がちっちゃいから、いらね”って。“目ん球デカければ俳優になるのかよ?”、“いいから帰れ!”って。それでも頑張ろうって。そういうのが芸能界なんだよ」と振り返った。

 その上で、スポーツにも選手を管理できる指導者と、選手を伸ばすための厳しさが必要と訴えた。「スポーツは自分が自分を管理して、うまくなろうなんて、難しくてできるもんじゃない。やっぱり誰かが指導して、その指導も厳しいかもしれないけど、伸ばしてやろうという指導をしてくれるんだったら、大事なことだと思う」。また「つぶそうとしてわざと意地悪をして、そういうふうにするのは良くないと思う」と指摘しつつ、「指導者がしっかりしていないと、スポーツはうまくならないし、強くならないと思う。イチロー君の言う通りだと思うな」と話していた。

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