八代英輝弁護士　新幹線車内“クマ撃退スプレー”噴射に「JR東海から損害賠償請求されたら莫大な請求が」

八代英輝弁護士
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　弁護士の八代英輝氏（59）が4日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。2日午後7時15分ごろ、JR浜松駅に停車していた岡山発東京行き東海道新幹線「ひかり518号」の車内から「スプレーがまかれた」との110番があり、乗客5人が目や喉の痛みを訴えたことに言及した。

　静岡県警によると20代と30代の女性が救急搬送された。全員症状は軽い。県警はクマ撃退用スプレーが誤って噴射されたとみている。浜松駅で登山帰りとみられる乗客が乗車。この乗客が持っていたスプレーに何らかの衝撃が加わり、噴射された可能性があり、県警が詳しい状況を調べている。

　JR東海によると、車内の非常ブザーと駅の非常ボタンが押された。ひかり518号は浜松―東京間で区間運休し、乗客は全員浜松駅で下車。上下計38本が遅れ、約3万9000人に影響した。浜松駅前は駆け付けた消防隊員らが慌ただしく出入りし、黄色い規制線が張られるなど、騒然とした雰囲気だった。

　八代氏は「JR東海から損害賠償請求されるようなことになったら莫大な請求が来ることになりますから、本当にご注意いただきたいなと思いますね」と注意を促していた。