梅沢富美男　日大アメフト部“継続審議”に疑問「なくすという意見が出たならなくせばいい！責任取って」

俳優の梅沢富美男
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　俳優の梅沢富美男（73）が4日、TOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に生出演し、日大アメリカンフットボール部の違法薬物事件について自身の見解を示した。

　8月以降、違法薬物事件で3人の部員が逮捕され、さらに別の部員1人が書類送検された。同大学内の競技スポーツ運営委員会は11月28日に廃部の方針を決定。1日の理事会では廃部についての結論は出ず、この日の会見では継続審議になったと明らかにしていた。

　一連の事件について、梅沢は「甘いと思うな」とバッサリ。「なぜ初めにアメフト部をなくすという意見が出たのか？なくすという意見が出たならなくせばいい！責任を取って」と、廃部の方針を初志貫徹すべきだと主張。「うちの劇団に覚醒剤を使ったような役者がいたら、俺もやめるし、劇団もやめるよ。責任だもん、俺の」と、自身の劇団にたとえて話した。

　一方で、首をかしげるのは日大側の反応だという。「一番初めに廃部にしますよと言ったんだから。それが急にみんなが嘆願書を出してどうのこうの、ああのこうの、だからちょっと考えますって、中途半端だよ、やってることが」と、理事会で廃部が決まらなかったことに不満を漏らした。

　さらに梅沢は、高校野球で不祥事を起こした学校が、活動自粛になるケースにも言及。「たばこ吸っただけで甲子園に出られなかったチーム、いっぱいいたじゃん。たばこ吸ったの、何人かだよ？一生懸命練習した子は何の関係のなかったのに」とし、「そのことを考えたら、高校生はまだ子供だよ。こっちは大学生は大人じゃねえか？大人が悪いことしたんだったら、責任取って廃部にするんだったらしないか。廃部にしないんだったら、廃部にしますなんて言っちゃダメだよ！中途半端なやつがどうも気に入らない」と声を荒らげた。