山口真由氏「裏のお財布を持っている人がこれだけいる。政治家に対する強烈な不信感につながってくる」

[ 2023年12月4日 13:14 ]

山口真由氏
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 元財務省官僚で信州大の山口真由特任准教授が4日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。政治とカネの問題について言及した。

 自民党の最大派閥、清和政策研究会(安倍派)が、パーティー券収入のうち、ノルマを超えた場合の一部を議員側にキックバック(払い戻し)していた疑いが浮上。その収入を報告書に記載せず、過去5年で1億円以上の金が裏金になっていた可能性が指摘されており、実際のパーティー収入は少なくとも8億円前後に膨らむ可能性がある。

 全てのパーティー収入のうち、相当な割合が裏金になったとみられ、東京地検特捜部は裏金づくりが長年にわたり常態化していたとみて捜査。応援を取るなど捜査態勢を拡充し、政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いでの立件を視野に、派閥の事務担当者らに対し任意で事情聴取を進めている。

 岸田文雄首相は2日、訪問先のアラブ首長国連邦(UAE)で安倍派の問題に関し「国民に疑念を持たれているのは大変遺憾だ。状況を把握しながら党としても対応を考える」と記者団に語った。

 二階派(志帥会)でも同様のキックバックがあったとみられることが判明。億単位に上る可能性がある。特捜部は安倍派と並行し、二階派についても政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いで捜査。会計担当者らを聴取しており、実態解明を進める。

 山口氏は「90年代以降、闇献金が問題になった時に、収支報告書の表の献金のほかに裏での献金というのがあって、そういうものがあるんだと。収支報告書の表のお金のほかに、個人の勘定があって、例えば、桜を見る会でも総理は個人からって言っていて、実はこの個人のお財布が大きければ大きいほど、それを飲み食いに使って自分の支持者を増やしていったり、もしかしたら選挙に使っていたりすることがあるんだという疑念をずっと私たちは持っていたけど、実際にそうなんだと」と言い、「収支報告書に載せて、みんなでお金を監視しましょうって話になっているはずなのに、裏のお財布を持っている人がこれだけいる。政治家に対する強烈な不信感につながってくると思う」と自身の思いを話していた。

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