ジャニーズ広告撤退　スポンサーの「誠に遺憾」に違和感　豊崎由里絵アナ「社会全体が何となく知っていた」

MBS新人時代の豊崎由里絵アナ（2013年撮影）
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　フリーアナウンサー豊崎由里絵（35）が、17日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜前10・00）に出演。ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長の性加害問題を受け、所属タレントの広告起用の撤退が続いていることに言及した。

　豊崎は「各スポンサーが広告契約を解除するというのはあって然るべきだと思っている」と前置きした上で「スポンサー側もジャニーズのタレントを使い、イメージアップもできて商品も売れて利益を共有してきたわけじゃないですか。いいと思って使ってきたはずであり、なのに“誠に遺憾です”とか急に“金輪際使いません”みたいな対応をするのは違和感がある」と語った。

　続けて「契約は切っていいと思うんですよ。態度として。第一に加害者が悪い。ちゃんと報道してこなかったメディアの責任も、もちろんあります。スポンサー側はじゃあ何も知らなかったのかというと、噂レベルであったとしても社会全体が何となく知っていたわけですから、そこを調査せずにそのタレントを使ってきたわけですよね。“誠に遺憾”という言い方ではなく“これまで調査をしてこなかったので、コンプライアンスを確認した上でやっていきます”的な見解があってもいいんじゃないかと思います」と私見を述べた。

　さらに「シャッターだけ閉めていくという感じがするので。もちろんメディアの責任もあるんですよ。だから“誰が言うてんねん”と思われても、しょうがないとは思うんですけど、各スポンサーだって何も知らずに起用してきたわけではないのではないかという疑問はちょっとあります」と語った。