水川あさみ「それを味わいたくてずっとやっている」女優業の醍醐味 「あれは面白かった」と感じた作品

[ 2023年9月17日 13:04 ]

水川あさみ
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 女優の水川あさみ(40)が16日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。女優業の醍醐味について語った。

 子どもの頃から女優に憧れていたという水川。きっかけはドラマ「家なき子」(日本テレビ、1994年)だったといい、「“画面の中で笑ったり、泣いたり、怒ったりしている、これはなんだろう”と思って。凄い気になったことを母親に話したら“こういう職業がある”って言われたことから始まります。小学校4年生ぐらいですかね。(それからずっと)これをやりたいと思ってました」と話した。

 芸能界入りのきっかけは母親がモデルをしていたこと。「母親が大阪でモデルの仕事をしていたことがあって、母親の知り合いの知り合いの知り合いって、伝手をたどって、紹介してもらったマネジャーがいて」と、そこから13歳で事務所に入ったという。

 女優デビューは15歳の時。映画「劇場版 金田一少年の事件簿 上海魚人伝説」の出演をオーディションで勝ち取った。「犯人の役だったんですよね。中国人のフリをする日本人の役で、初めてそんな長編のお芝居をするのに、中国語も、片言の日本語も、最後にはちゃんと日本人だから、3つの言葉のしゃべり方をマスターしなきゃいけなくて。でも、その時は大変じゃなくて“楽しい!!こんな世界があるんだ!”って感じで」と大変さよりも楽しさが上回っていたことを明かした。

 加藤から「(女優をしていて)ゾクゾクするんですか?」と質問されると、水川は「ゾクゾクする瞬間があるんですよね。毎回じゃないんです。それが毎回じゃないし、それが毎回できたらそりゃ凄い!って思うんですけど、自分が演じている役と自分がビタッて重なる瞬間があるんですよね」と回答。「それを味わいたくてずっとやっているって感じです」と笑った。

 その“ゾクゾクする瞬間”はたくさんの作品に携わってきた水川にとっても「片手に収まるぐらい」のことだという。「いろいろなことがうまくハマらないと、きっとそういう瞬間が訪れないんだろうなって。時間とかみんなのテンション、空間のものとか、全ておいて、いろいろなことが同じところに集まらないとならない現象な気がする」とした。

 その瞬間を味わった最も新しい作品は、数多くの映画賞を受賞した「喜劇 愛妻物語」だという。「いろいろなものをできなさすぎる旦那をののしるシーンで、その時はまさにそれだった」と回顧。「セリフをワーって話しているんだけど、止まらないみたいな。ベラベラベラって出てきている…あれは面白かったです」と振り返った。

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