笑福亭鶴瓶　ロケで訪れた五城目町の大雨被害に心痛「自分が行ったところだから連絡しようと」

落語家の笑福亭鶴瓶
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　落語家の笑福亭鶴瓶（71）が、23日放送のニッポン放送「笑福亭鶴瓶　日曜日のそれ」（日曜後4・00）に出演し、かつてロケで訪れた町の大雨被害に心を痛めた。

　NHK「鶴瓶の家族に乾杯」のロケで、静岡県掛川市を訪れたという。「ロケは仕事ですから仕方ないですけど、不要不急の外出をしないでと言うてるところに、人のいないところ歩いて、竜巻注意報が出されて」。猛暑と、迫り来る竜巻というダブルの恐怖の中、ロケを行ったという。「見つけたら走って行って止めて、はあはあ言うてる人と、“乾杯”すんねん。“入れてくれませんか？”言うて」と振り返った。

　すると、アシスタントのフリーアナウンサー上柳昌彦は、かつて鶴瓶が「家族で乾杯」で訪れ、記録的大雨で断水の被害に遭った秋田県五城目町の被害状況について説明。「あいみょんさんと行かれた五城目町、あそこで水没して亡くなった方が出たじゃないですか？びっくりしちゃいましたよ」と驚きを口にした。

　鶴瓶も自身が実際に訪れ、町の人と交流を深めていただけに、「昨日ニュースで見ていて、五城目町やなと思ったんですよ」とコメント。異常気象による被害が全国各地で起きており、「日本全体が被災地みたいなものですけど、いつどこ（が被災地になる）か分からないですけど、実際に自分が行ったところだから、今日連絡しようと思ったんですけど」と、町の人たちの安否が心配な様子だった。

　これまでも「『（家族に）乾杯』に行ったら、（ロケが）終わった後、地震あったら電話するし、どう言うたら分からへん。命に別条ないとか…。あったら分かりますからね。（命の危険がなかったら）良かったなと思ってるけど、本当に大変ですよ」と心を痛めていた。