21代目うたのおねえさん・小野あつこ 子供の頃は「歌うのは恥ずかしくて」も高校で転機が

[ 2023年7月23日 14:35 ]

“あつこお姉さん”として子どもたちに親しまれた小野あつこ
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 NHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」で21代目「うたのおねえさん」の“あつこおねえさん”として子どもたちに親しまれた小野あつこ(31)が22日放送のTOKYO MX「サバンナ高橋の、サウナの神さま」(隔週土曜後5・55~)にゲスト出演。歌を歌うようになったきっかけについて語った。

 小野は2016年、東京音楽大学大学院を卒業と同時に「おかあさんといっしょ」の21代目うたのおねえさんに抜てきされた。6年にわたり、子供だけでなく親世代からも“あつこおねえさん”として親しまれ、22年に卒業した。

 MCの「サバンナ」高橋茂雄から「幼少期の頃はどんなお子さんだったんですか」と聞かれると、小野は「子どもの頃は、とっても人見知りで、引っ込み思案で。4歳からピアノをやってたんですけど、歌を歌うのはずっと恥ずかしくて、“もう伴奏で私はいいです”って言って。1人で歌う試験とかも凄い嫌でした」と振り返った。

 高橋が「全然歌のお姉さんの片鱗がないですもんね」と言われると、「そうですね」と小野。だが中学生の時に、夏休みの課題で大人にインタビューをして職業を調べるというものがあり、「ずっと通っていたピアノ教室の先生にインタビューをしようと思って、“あっ、このピアノの先生みたいな人生を歩みたいな”ってそこで思って」「子供たちに囲まれながら、一緒に音楽をするって素敵だなって」と回顧した。

 高橋が「そういう学校に進学されたんですか」と尋ねると、小野は高校ではピアノを学ぶために音楽科のある高校に進んだとしたが、高校では副科としてもう1科目選べるため、希望欄に「私はクラリネットとバイオリンとフルートって書いたんですけど、どれも私は引っかからず。入学してみたら声楽の」と明かした。

 声楽の授業では「イタリアの古典の音楽を。オペラみたいなもの」を学び、「意外と歌を歌うのも楽しいな」と思うようになり、大学は声楽科に行くことにしたという。

 大学ではオペラなどを学び、高橋が「でも子供たちと音楽をやりたいというのはずっと持ってたんですか」と尋ねると、小野は大学1年から児童館でアルバイトをしていたとし、「たまたま区報で夏休みの臨時のアルバイトを募集みたいな。それを見つけて。児童館の館長先生が、じゃあ子供たちと音楽の時間みたいなのを作って一緒に歌を歌ったりとか、好きなことしていいよって言ってくださったので」子供達と触れ合うようになったとした。

 「で、いよいよ卒業ってなる年に、うたのおねえさんのオーディションが」との出来事が。「東京音楽大学にそのオーディションの話が来たのも、おそらくその時が初めてで。人生でこんな機会はないと思うし、っていうことで受けさせていただきました」と語った。

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