さんま、新劇場を命名 既に問い合わせ多数も「大竹しのぶさんのワンマンショーは断らせてもらう」

[ 2023年3月1日 05:05 ]

自らの肩書「DM」を発表する明石家さんま(撮影・島崎 忠彦)
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 明石家さんま(67)が28日、都内で、東京ドームシティ(文京区)に来年1月に開業する吉本興業の新劇場の発表会見に出席した。劇場名を自ら「IMM THEATER」と命名したことを公表。来年1月のこけら落とし公演も担当する。関係者によると「原作があるものではなく、オリジナル作品になる」という。

 新劇場は東京ドームと吉本興業グループが組み、東京ドームホテル前に昨年12月から建設中。会見場に登場したさんまは「とんでもない1週間だった」と切り出した。「仲間の(笑福亭)笑瓶が亡くなって、(その)前の日に丸山桂里奈ちゃんに子供が生まれた。悲しみのメールと、おめでとうございますの連絡をしなきゃいけない」。前日は知り合いのママからスナック閉店の連絡があり、この日は新劇場の会見。「人生長く生きてるといろんなことがあると分かりました。不思議な1週間でした」としみじみ語った。

 劇場名のIMMは、座右の銘「生きてるだけで(I)丸(M)もうけ(M)」の頭文字。長女のIMALU(いまる、33)の名前の由来にもなった大切な言葉を使った。

 劇場の“要職”であるGMならぬ「DM」にも就任する。意味は「Don’t Manager(マネジャーじゃない)」と説明。「マネジャーじゃないけどマネジャーのような動きをする」という。「やりたいのは笑い笑い笑い笑い笑い。感動や涙は他の人に任せる」とDMとして抱負を述べた。自由に劇場を活用するつもりで「ここからスターを出したい」と意気込んだ。

 さんまが吉本直営の劇場に名前を付けるのは初めて。劇場のロゴの文字は奈良・薬師寺の安田暎胤(えいいん)長老が毛筆でしたため、そこにジミー大西(59)の描いた柄を融合させる予定だ。客席は709で、吉本直営劇場では、なんばグランド花月(大阪)の858席に次ぐ2番目の大きさ。音楽や演劇、演芸などの公演に幅広く貸し出される予定で、既に問い合わせも多数。「(元妻の)大竹しのぶさんのワンマンショーもあるらしい。それは断らせてもらう」と話し笑わせた。

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