85歳の中原ひとみ 夫が施設に入り一人暮らしも前向き生活「オーディション受けたい」10歳孫娘と麻雀も

[ 2022年2月15日 14:58 ]

中原ひとみ(2007年撮影)
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 女優の中原ひとみ(85)が15日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。パーキンソン病の夫・江原真二郎(85)が施設に入った後の一人暮らしについて語った。

 18年に同番組に夫婦で出演した際に、江原の病を明かしていた中原。司会の黒柳徹子から「江原さんは去年の10月からパーキンソン病の施設にお入りになったんですって」と振られると、「そうなんです。あたし、介護はできないなと思ってましたけど3、4年、介護しました。頑張って。だけどねどうしても私じゃできなくなってきたので、専門のところに入所しました」と告白した。

 現在の自身の生活については「主人が施設に入ってから一人暮らしだけど、病院に入院したとき、『きょうからゆっくり寝られる』と思っても、習慣がついちゃってるから、2、3時間したら目が覚めちゃったりしてたんですよ。で、今は一人暮らしになってもなかなかゆっくりバーッと寝られないですね」と語った。

 「やっとね、少し自分の時間ができたので」と中原は、「今までは主人のために一生懸命やって来たので、いくらいい仕事をいただいても絶対できないなと思っていたけど、最近、ちょっと仕事してもいいかな」と思うようになったという。「映画育ちなもんで、オーディションというのも一回受けてみたいなと思ってマネジャーさんに言ったら、『エーッ』って驚かれちゃった。もう仕事するっていう気持ちがないと思われてたみたい」と苦笑した。友人や娘には「やりなさい、やりなさい、90過ぎてもやった方がいいわよ」と言われているという。

 娘は近所に住んでおり、10歳の孫娘とは麻雀をやることもあると聞かれると、中原は「いつも大みそかに1回ぐらいだけど、主人と(娘夫婦の)4人でやってたんですけど、いなくなって一人足りないから孫が入って。そんなによく知らないのよ。『麻雀なんて教えないで』って私怒られて」と回顧。それでも「帰って(娘の)家族3人で、あたしがあんなにうれしそうにしてるから、たまには行ってしてあげましょうって言ってくれてるみたい」と喜んだ。

 最近は、自炊をするようになったとも話した。これまではお手伝いさんがおり、料理をすることはなかったが、7年前にマンションに引っ越した後は「初めて2人暮らしになって、全部やらなきゃならなくなって。掃除とかゴミ捨ては主人が元気な時にしてくれてたんですけどね」と一人暮らしになっても続けていると明かした。引っ越してすぐに洗濯なども自分でやるようになると、夫の下着に驚いたことも。「『男の人のパンツ』だってびっくりしちゃって。どうしようという感じで凄い新鮮な感じでした」。自身は要支援1のため、掃除は週に一回依頼。「一週間に一回だったら、汚れますよね。いくら一人でも。だから年中やってますけどね」と語った。

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2022年2月15日のニュース