糸谷哲郎九段 連続端歩に続き弟弟子の銀上がり 藤井聡太名人との第2局始まる

[ 2026年4月25日 10:34 ]

名人戦第2局に臨む藤井聡太名人(右)と糸谷哲郎九段(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太名人(23)=王将など6冠=が糸谷哲郎九段(37)に先勝して迎えた第84期名人戦7番勝負第2局は25日午前9時、青森市「ホテル青森」で1日目が始まった。先手・藤井が自然に飛先の歩を2度、角道を開けた6手目、糸谷が変化球を投じた。糸谷は角道を開け、左金を上がった後に今度は左銀を上がった。

 藤井に飛先の歩の交換を誘っていた。わずか1分の考慮時間に事前に手配した作戦と読み解けた。

 「毎局新しい構想と、人間の粘りを見せていけたら」。第1局終局後、そう語った糸谷。第1局は初手から2手連続、1筋の歩を突いた。20年度棋王戦以来のタイトル戦登場。1937年、「南禅寺の決戦」で木村義雄十四世名人相手に2手目、端歩を突いた阪田三吉を連想させた。そして第2局、糸谷は再び「新しい構想」を盤上に示した。

 この6手目は森信雄七段門下の弟弟子・千田翔太八段が初めて指した。17年1月の新人王戦で採用して勝利。以来9年余りで女流を合わせて4例しか指されていない。

 早くも定跡を外れた力戦に入り、藤井は7手目にもかかわらず4分考慮。さらに11手目には40分と小刻みに時間を使った。午前10時、両者におやつが提供され、藤井は「紅玉丸ごとタルトタタン」とアイス米糀カフェオレ、糸谷は「紅玉丸ごとタルトタタン」とハワイアン塩キャラメルラテ。

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