藤井2冠 ペコちゃんと共演“王手” 不二家、サントリーと広告契約

[ 2020年12月22日 05:30 ]

不二家、サントリーとの広告契約を結ぶことが分かった藤井2冠(撮影・西川祐介)
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 日本将棋連盟は21日、藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=が不二家、サントリー食品インターナショナルの2社と広告契約を結ぶと発表した。現在在学中の名古屋大付高卒業翌日の2021年3月2日が契約開始日となる。

 藤井は昨年末に自身が監修したゲームソフト「棋士・藤井聡太の将棋トレーニング」をPRした経験があるものの、特定企業と広告契約を締結するのは今回が初めて。

 不二家は「菓子・洋菓子カテゴリー」、サントリー食品インターナショナルは「清涼飲料カテゴリー」での契約。広告展開については明らかにされていないが、藤井は対局で初手を指す前にお茶をすするルーティンが有名で、「伊右衛門」ブランドでの起用が予想される。デビュー当初から対局中に不二家のチョコレート「LOOK」を口にすることも多く、対局場に持ち込む場面が恒常的に見られそうだ。

 女流を含む将棋棋士では、現時点でポーランド出身のカロリーナ・ステチェンスカ女流1級(29)が栄養補給食品の「カロリーメイト」と栄養スポンサー契約を結んでいる例がある。

 《羽生九段はCM多数》将棋界での企業広告起用といえば羽生善治九段(50)が突出して多い。1990年代以降「明治ブルガリアヨーグルトLB81」「キリンビール秋味」「ネスカフェ匠 香煎造り」のテレビCMに出演。自身も体験した日本公文教育研究所の「公文式」CMも一世を風靡(ふうび)した。今年はロートの目薬をウェブ上でPRしている。

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2020年12月22日のニュース