尾木ママ “教室への防寒具持ち込み禁止”の対応に「ブラック校則の横行 情けなさすぎる日本の学校です」

[ 2020年12月22日 20:10 ]

教育評論家の尾木直樹氏
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 “尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(73)が22日、自身のブログを更新。コロナ禍の状況に対応しきれていない学校に怒りの言葉を浴びせた。

 尾木氏は冒頭から「またゾロ意味不明【学校の非常識】が露呈されましたーー」と、開いた口が塞がらないといった様子。続けざまに「手袋 マフラー ダウンジャケットなどは全て昇降口でとる 授業中に持ち込まない 着用禁止といいます!」と、一部報道で取り上げられたある学校の状況を伝えた。

 これについては例年であれば何の問題もないアクションといえそう。しかし、このコロナ禍においては「教室は30分経てば換気の為窓は全開」とのルールがあるため、室内温度は一気にダウン。防寒具がないと過酷な状況となることは、容易に想像ができる。

 これについて尾木氏は「コロナ対策は万全」としながらも、「寒くて免疫力低下 ウィルス感染リスクはアップ」と、まさに“本末転倒”であるとした。

 臨機応変に対応できない学校に対し、尾木氏は「【機械的管理主義】ブラック校則の横行です!!」とコメント。さらに「社会的批判浴びる必要があります 人権侵害の可能性もーー 情けなさすぎる日本の学校ですーー」と怒りが収まらない様子だった。

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