古舘伊知郎 12月にトーキングブルース開催 新境地へ「矢の切っ先を自分に向ける」

[ 2020年10月28日 05:31 ]

12月にトーキングブルースを開催する古舘伊知郎                                
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 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(65)が12月4、5の両日、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで、トークライブ「トーキングブルース」を行う。

 トーキングブルースは1988年から2003年まで開催していたトークライブ。14年の一夜限りの復活を経て、この7月に6年ぶりに開催する予定だったが、コロナ禍で延期。本人の「こんな今だからこそ語りたいことがある」という強い思いから、8月14日に無観客(配信限定)で開催した。

 古舘は初めての無観客ライブを振り返り「しゃべりが空回りした。緊張しない自分にあせった。ライブはお客さんが主役。森の中でやっているようだった」と手応えが弱かったことを告白。

 12月のライブは会場定員の5割での開催となるが「尋常じゃないくらいお客さんに気を使いたい。半分のお客さんだが、私にとっては超満員の2倍くらいの感じ」と強い意気込みを示す。

 サブタイトルは「やっかいな生き物」。その意味合いについて「人間だけが物語をつむぐ動物。人間だけが未来予想で動く。例えば天気予報で『明後日の降水確率は90%』と出ると、それに左右されて今を生きられない。人間はやっかいな物語を背負っている」と説明する。

 過去にはライブで話の主語を他者にすることが多かったが「ベクトルを変える。人をからかう前に、自分の中にある偏見や差別、決めつけを話さないといけない。『やっかいな生き物』は『やっかいなオレ』。矢の切っ先を自分に向ける。自分の業を笑う」と新境地を開く。

 時事ネタも盛り込む意向。大ヒットで社会現象化したアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」については「見ていない。食わず嫌いで、鬼退治なら桃太郎、きょうだい愛なら安寿と厨子王だと思ってしまう」としつつも、「まだ時間があるので見て話すようにしたい」と語る。

 前回の無観客ライブでは安倍前首相や小池都知事らの話し方をとりあげた場面が好評。「あれは言葉選びをまねした文脈模写。また政治家のまねをすると二番煎じになってしまうが、何か話芸を聞いていただくコーナーを作ろうと思っている」と意欲を示した。

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