渡辺直美 セーラームーン声優「誇らしい」筋金入り大ファンご満悦、老女役に「得意かも」

[ 2020年9月11日 07:00 ]

セーラームーンのコスチュームで現れた渡辺直美
Photo By 提供写真

 お笑いタレントの渡辺直美(32)が、25年の時を経て銀幕に帰ってくる「劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal」で声優を務めた。保育園児からという筋金入りのファン。「自分の人生の歴史の中でセーラームーンに参加できたことは本当に誇らしい」と笑顔を咲かせた。

 さすが世界を虜(とりこ)にするファッションアイコン。渡辺は丸ごとセーラームーンのコスチュームで取材場所に現れた。自身の洋服ブランドともコラボするほどの愛。もちろん出演依頼には小躍りした。

 「どんな役?」と胸をときめかせた渡辺に託されたのはセーラー戦士に立ちはだかる強敵「ジルコニア」だ。地球と月の征服をもくろむ老女だが、「戦士役だったら逆にプレッシャーを感じてたと思う」と快諾した。

 声の仕事は初めてではないが、「そもそも変顔を封印されている時点で、わたし一個武器を失っているんです。デビューから変顔だけでやってきたので、声だけで伝えるっていうのは苦手だったんです。でも今回のジルコニアは過去イチのはまり具合」とご満悦。低ボイスで臨み、喉には負荷がかかったが、「監督が“最高です”と言ってくださった。私、おばあちゃん役が得意なのかも」としてやったりだ。

 「人生を導いてくれるバイブル。その愛をジルコニアを通して表現できたのがうれしい」と重ねて熱弁。瞳は「見ないとおしおきよ!」と訴えていた。

 ◆セーラームーン 原作は92年に「月刊なかよし」(講談社)で連載が始まった武内直子さんの漫画。同年からテレビ朝日系列でアニメ放送され「月にかわっておしおきよ!」のセリフも人気になった。劇場版は93~95年に3作品が作られた。
 ◇物語 日本で今世紀最大の皆既日食が起こる。そんな折、未来に帰る準備をしていたちびうさの前に助けを求めるペガサスが出現。新たなる敵「デッドムーン・サーカス」も地球に入り込み…。前編は来年1月8日、後編は同2月11日公開。

続きを表示

この記事のフォト

2020年9月11日のニュース