東宝・松竹が公演中止期間を3・15まで延長 宝塚は3・9再開 割れる演劇界対応

[ 2020年3月8日 17:15 ]

 東宝と松竹は8日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止している演劇公演の中止期間を3月15日まで延長すると、それぞれの公式サイトで発表した。劇団四季も15日まで公演中止。一方、宝塚歌劇団は9日から公演を再開。演劇界の対応が割れている。

 東宝は「新型コロナウイルスに関する情勢に鑑み、下記公演につきましては3月15日(日)まで公演中止の期間を延長することを決定いたしましたので、お知らせいたします」。中止公演は、帝国劇場「Endless SHOCK」、シアタークリエ「リトルショップ・オブ・ホラーズ」、日生劇場「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳」。

 松竹は「2月26日(水)に国民に向けて発表された政府要請を受け、弊社も演劇分野において直営劇場(歌舞伎座、新橋演舞場、南座、大阪松竹座)での公演を2週間経過した3月10日(火)まで中止する決定をし、営業再開に向けての準備を進めてまいりました。本日、弊社は諸般の状況を鑑み、さらに3月15日(日)までこの方針を延長して経過を見る選択をいたしました」。中止公演は、歌舞伎座「三月大歌舞伎」、歌舞伎座ギャラリー展示、新橋演舞場「有頂天作家」、大阪松竹座「僕らAぇ!groupがbrakeしそうですねん?!」、南座スーパー歌舞伎II(セカンド)「新版 オグリ」。

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2020年3月8日のニュース