舛添前都知事 ゴーン被告会見を評価も「誤算があった」

[ 2020年1月12日 15:35 ]

舛添要一氏
Photo By スポニチ

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(71)が12日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)で、金融商品取引法違反の罪などで起訴され、保釈中に中東レバノンに逃亡した前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)の記者会見について「誤算があった」と指摘した。

 「まさかその後、自分のことより、もっと大きな事件が起こるとは思っていない」と解説。8日の記者会見は開始時刻が米ニューヨークで午前8時、パリで午後2時、日本は午後10時など、世界中で視聴しやすい時間帯に設定しながら、終了直後にトランプ米大統領がイランの報復に対する声明を発表。さらに英国からはヘンリー王子が王室の中心メンバーから離脱を表明するニュースが伝えられた。

 会見については「結構うまくやったなと思っています」と評価。「中身というよりも、やっぱり言いたいことをちゃんと言えた。自分を追放したことは間違いであって、私がいれば日産はここまで落ちぶれなかった」という主張が伝わってきたという。「それは舛添要一を(都政から)追放したことは間違いであって、私がいないから今、小池(百合子知事)だからこうなったというのが非常に共感を覚えましたね」と東京都政を重ねた。

 ゴーン被告とは都知事時代に会食して意気投合し、親交があるとしている。

続きを表示

2020年1月12日のニュース