斎藤工&リリー・フランキー W主演ドラマは「サークル感が凄かった」 早くも映画化を熱望

[ 2020年1月12日 12:00 ]

ドラマ「ペンション・恋は桃色」でダブル主演を務め、囲み取材に応じたリリー・フランキー(左)と斎藤工
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 俳優の斎藤工(38)とタレントのリリー・フランキー(56)が、ダブル主演を務めるフジテレビ系ドラマ「ペンション・恋は桃色」(16日スタート、木曜深夜1・25)の初回放送に先駆けて、11日に囲み取材に応じ、撮影時のエピソードを振り返った。

 16日から5週連続で放送される同作はペンションを舞台に繰り広げられる時代に融合できない人々を描いた人情ドラマ。斎藤はワケあり青年・ヨシオ役、リリーはペンションを営むテキトー男・シロウ役を務め、ドラマでは初共演を果たした。そのほか、女優の伊藤沙莉(25)、ミュージシャンの細野晴臣(72)、タレントの筧美和子(25)らが出演する。

 山梨県の山中湖村にて4日間で行われた撮影をリリーは「映画研究会みたいな感じで始まった」と回顧し「サークル感が凄かった」と表現。斎藤は、型にはまらない撮影の雰囲気だからこそ意見を出し合ったことを明かし「リリーさんのアイディアとか次の日の朝には台本になっていたりして、連帯感があった」とチームワークを強調した。

 キャスト、スタッフで作り上げた同作をリリーは「俺がフジテレビの偉い人だったら今のうちに『ザ・ムービー』は決めますけどね」と映画化へ向けても自信たっぷり。斎藤も「“こうあるべき”みたいな定説に一切とらわれない中でやったから、いくらでも(撮影)できる」と続編を期待した。

 大学サークルの合宿のようだと撮影期間を振り返った2人。エピソードではリリーが伊藤と筧の入浴シーンを挙げて「監督に照れがあって、沙莉ちゃんと筧さんがお風呂に入っているのを後頭部から撮るっていう大変なミスを犯した」と明かし「深夜にご覧になる方はお怒りになることでしょう。そこだけは最初から謝っておきます」と笑いながら視聴者に謝罪した。

 深夜帯ならではのお色気シーンを撮り逃したことに斎藤は「そのシーンのためだけにチャンネルを合わせてくる人もいると思う。僕らがそっち派なんで」と笑いを誘い、リリーが「そのシーンのためだけに僕も工くんも(撮影現場に)残ろうとしていた」と言い放って会場は爆笑だった。

 自由で濃密だったという撮影期間を「ペンションに恋をした感じがあった」と独特な表現で伝え「深夜に温まってもらえるドラマだと思う」とアピールした斎藤。最後は2人で口をそろえて「また山中湖に帰りたい」と、第2弾を熱望していた。

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2020年1月12日のニュース