松本人志「大麻というものをしっかり決めた方がいい」国母被告の初公判に…

[ 2020年1月12日 11:01 ]

「ダウンタウン」の松本人志
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(56)が12日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。米国から大麻約57グラムを密輸したとして、大麻取締法違反罪などに問われた元五輪代表のプロスノーボーダー、国母和宏被告(31)について言及する中、「大麻というものを一回しっかり日本は決めた方がいい」と指摘する場面があった。

 国母被告は8日、東京地裁で行われた初公判で、14歳の時に大麻を始めたと明かし、幼いころから米国での生活が中心だったため、コミュニケーションの一つとして吸うようになったと説明。日本では20代前半で所持するようになったという。大麻の購入先については黙秘した。弁護人が、国母被告の功績を強調し「イチローのような国民栄誉賞級の人物」と絶賛し、五輪メダリストの海外のスノーボード仲間ら5人による嘆願書を提出、刑を軽くするよう求める場面もあった。裁判長が嘆願書の受け取りを却下し、「スノーボード界から失望とか叱責(しっせき)の声は届かないのか」と聞くと、国母被告は「届かない」と言い切った。検察側は「反省の態度は希薄で再犯の可能性は高い」として懲役3年を求刑し結審。判決は28日に言い渡される。

 これに「大麻というものを一回しっかり日本は決めた方がいい」と切り出した松本。「何か大きな事件を起こした時に、弁護士が『この子は大麻を吸ってたんで』って…。だったら吸った方が得やんけって思う若者も絶対出てくると思う」と持論を披露し「ちゃんと決めないといけないよね」と繰り返し主張した。

 さらに「大麻やってたから錯乱状態で人を殺しちゃたって、だから罪を軽くしてほしいみたいな」といった裁判のケースを想定し上で「めちゃくちゃですよね。吸ったもん勝ちみたいになってきちゃいますからね」と話していた。

続きを表示

2020年1月12日のニュース