玉木宏主演 テレ東「スパイラル」 原作者・真山仁氏が現場を激励訪問

[ 2019年4月9日 18:00 ]

テレビ東京「スパイラル」の芝野たちが働く マジテックのセットの中で(左から) 前原滉、戸塚純貴、玉木宏、真山仁氏、貫地谷しほり、國村隼(C)テレビ東京
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 15日にスタートするテレビ東京のドラマBiz「スパイラル~町工場の奇跡~」(月曜後10・00)の放送に先立ち、原作者の真山仁氏(56)が撮影現場をこのほど訪問。主演の玉木宏(39)ら出演者を激励した。

 同作は天才的な発明家だった創業者が急逝し倒産危機に陥った下町の町工場を、銀行員から転身した1人の企業再生家が立て直していく軌跡を描くヒューマンドラマ。原作は、累計260万部を超えるベストセラー「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品「ハゲタカ4.5/スパイラル」で、真山氏自身が「ハゲタカの常識を破ることを目的にした」と自負する“中小企業の再生”をテーマに描いた話題作を連続ドラマ化したもの。

 真山氏は主演の玉木をはじめ、貫地谷しほり(33)、戸塚純貴(26)、前原滉(26)、國村隼(63)ら主要キャストが勢ぞろいする事務所シーンを見学。「現場訪問を楽しみにしていた」という真山氏は、撮影中のモニターを真剣に見つめ、今回3度目のタッグとなる玉木と談笑する姿も見られた。

 真山氏は「撮影中も撮影の合間も含めて、これまで現場訪問をした作品の中で、1番和やかで、味わったことのない雰囲気だなと。今までがヒリヒリしたドラマばかりだったというか、自分の作品はそういうものが多いので、とても新鮮でした」と笑顔。主演の玉木については「前に演じていただいた『巨悪は眠らせない』シリーズ(’16、17年)の冨永とは正反対の役で、どのように演じられるのか、とても楽しみでした。特に笑顔の見せ方とかリアクションの柔らかさは別人のようで、正直驚愕しました。これまで何人もの方が芝野を演じていますが、新しい芝野ができあがったなと思いました」と太鼓判を押した。「いい意味で人間臭いというか、人の体温が感じられるような作品なので、もしかしたら懐かしいと思えるかもしれません。この懐かしさは、徐々にいろんなことが起きて壊れていくのですが、これぞ人間ドラマだというのを、きっと堪能できるのではないかと思っています。楽しみにお待ちいただいて、ぜひご覧いただければと思います」とアピールした。

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2019年4月9日のニュース