綾小路翔 父の死去を報告「令和を目前にピリオドの向こうへ」

[ 2019年4月9日 07:27 ]

「氣志團の綾小路翔
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 ロックバンド「氣志團」の綾小路翔(42)が9日、自身のインスタグラムを更新。3日にかねて入院中だった父・豪毅さんが亡くなったことを報告した。

 綾小路は「ご報告」として「かねてより入院中だった父が、平成31年4月3日午前4時20分、この世を去りました。享年67歳、昭和最後のマイトガイが、令和を目前にピリオドの向こうへ」と父との別れを伝えた。

 「我が家の“ど”センター」「綾小路家の絶対王者」「ミスター綾小路」と父の存在の大きさをつづり、「彼の突然の旅立ちは、僕ら家族に少なからず衝撃と動揺を与えました」と続けた。

 氣志團が現在、全国ツアー中であることから「個人的な仕事も目白押しのこの時期。泣いている暇もなければ落ち込んでいる場合でもなく、この佳境の中、一家の長男として、人生で初めて経験する『葬儀』という、一大イベントの準備に追われ、大わらわの一週間となりました」と振り返った。

 サッカー選手だったという父の思い出を長文でつづり、「思い返せば僕にとって父はいつだって仮想敵で。そう考えると、彼は僕の人生最大のライバルだったのかも知れません。で、結局、勝ち逃げされました」「悔しいけど参りました。今世はあなたの勝ちで。来世があるならわかんないけれど」とも。「父の67年間のフルタイム、一緒にプレイしてくれて本当にありがとうございました」と周囲に感謝しつつ「彼の専属マネージャーであり、ゴールデンコンビの相棒、我らが母に敬意を評します。試合終了まで一緒に戦ってくれて、傍にいてくれて本当にありがとう。半年間、毎日木更津と東京の病院を往復し続けたお母さん。お疲れ様でした」と母への敬意をつづった。

 「最高の仲間、最高の妻、最高の人生。お父さん、これ優勝でしょう。やったね、優勝おめでとう。最後にあなたの口癖を借りて、お別れの言葉にしたいと思います」とし、「『乾杯とセックスは何回してもいい。すればするほど仲良くなる。…おだづな、このッ!!』お世話になった皆様、この場を借りて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました」と報告を締めくくった。

 ハッシュタグでは多くの参列客、弔電や供花へが集まった葬儀を振り返り「#房総中のお花が斎場に集結」「#日本武道館かよ」とツッコミも。「#父ちゃん良かったね」「#本当はみんなと飲みたかったね」と父に思いをはせ、「#かつてのチームメイト達による」「#遠野高校サッカー部の歌#が響き渡りました」。さらに「#雄々しくてカッコよかった」「#行ってらっしゃいピリオドの向こうへ」「#またね」とつづった。

 葬儀には500人以上が参列したといい、野口五郎(63)、とんねるず、GLAY、宇多田ヒカル(36)、奥田民生(53)、木村カエラ(34)、森山直太朗(42)、徳光和夫(78)、近藤真彦(54)、「V6」の井ノ原快彦(42)、「TOKIO」の長瀬智也(40)、バイきんぐ、東京スカパラダイスオーケストラといった多くの著名人から送られた供花の写真が添えられた。

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