【明日4月10日のなつぞら】第9話 河原に残されたなつ 父の形見の手紙を読むと涙があふれ…

[ 2019年4月9日 13:00 ]

連続テレビ小説「なつぞら」第9話。河原で父の形見の手紙を読むなつ(粟野咲莉)(C)NHK
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 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)は10日、第9話が放送される。

 家を飛び出し、帯広までやってきたなつ(粟野咲莉)は川のほとりで魚釣りをする天陽(荒井雄斗)を見つける。1人のなつを天陽は心配して声を掛ける。なつは家族を待っていると強がるが、やがて天陽も家路に着き、1人河原に残されてしまう。なつは父の形見の手紙を取り出して読むと、涙があふれ出す。

 節目の朝ドラ通算100作目。日本テレビ「泥棒家族」や大河ドラマ「風林火山」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 音楽は数多くのアニメ作品に携わり、代表作に「おそ松さん」「3月のライオン」などがある橋本由香利氏。主題歌は「ロビンソン」など数々の名曲で知られる4人組ロックバンド「スピッツ」の「優しいあの子」。スピッツが朝ドラに楽曲を提供したのは初となった。語りはお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の 内村光良(54)で、内村がドラマのナレーションを務めるのも初となった。

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