女優の佐々木すみ江さん死去 90歳 浅田美代子追悼「また一人、大切な友人が…」

[ 2019年2月19日 19:20 ]

浅田美代子
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 NHK大河ドラマ「篤姫」や連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」などで名脇役として知られた女優の佐々木すみ江さんが死去したことが19日、分かった。90歳。東京都出身。所属事務所は20日に詳細を発表する。

 1951年、劇団民芸「その妹」で初舞台を踏み、数々の舞台に出演。舞台引退後はテレビや映画を中心に活躍し、NHK「夢千代日記」シリーズやTBS「ふぞろいの林檎たち」シリーズなどに出演した。

 「篤姫」は厳格な養育係・菊本役の「女の道は一本道でございます」という名台詞が話題に。「ゲゲゲの女房」でヒロインを支える温かな貸本屋のお姑さん役も印象深い。

 2002年のNHK連続テレビ小説「さくら」で嫁姑役を演じた女優の浅田美代子(63)は「また一人、大切な友人がいなくなってしまった…。すみ江さんはチャキチャキの江戸っ子らしい明るい人でした。2年前、久しぶりの舞台出演の時には緊張していた私に親身になってアドバイスを下さり、初日早々に来てくれました。栄養ドリンクをいっぱい持って。すみ江さんの笑い声が好きでした」と追悼した。

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