あご勇 80年代の人気芸人が借金400万円の転落人生を激白…だが救いの手も

[ 2019年2月8日 21:15 ]

あご勇(1996年撮影)
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 1980年代の人気芸人、あご勇(61)が8日放送のTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演、表舞台から消えた後、太陽光発電の訪問販売員、ツアーガイドなど職を転々としつつ、妻も知らない「400万円の借金」に追われる日々を赤裸々に告白した。

 かつては、お笑いグループ「ザ・ハンダース」や「アゴ&キンゾー」で複数のレギュラー番組をもつ売れっ子だったあごだが、84年のコンビ解散後は「生活苦」にのたうち回っているという。

 知人の社長夫妻に昼食をおねだりしたり、近所の方から炊飯ジャーやコーヒーメーカー、洋服をもらったり…と苦しい暮らしぶりも番組内で紹介された。

 そんなあごが、2年前に「一発逆転」を狙ってバスツアーの添乗員に転身、ツアー客に「あごで使ってください」とのセリフも受けてか、月収はそれまでの2倍、30万円に増えた。だが、生活苦は変わらない。カードのキャッシングでつくった400万円の借金の返済が月13万5000円もあるからだ。妻の聖子さんも美容院に3か月に1度(2000円)しか行かず、ギリギリまで家計を切り詰めている。

 そんな、すっかり落ちぶれた元人気芸人にある大物芸能人が救いの手を差し伸べている。

 芸能生活50年の大御所で、友近(45)とうり二つの演歌歌手水谷千重子だ。水谷の「明治座初座長公演」(2月22日〜3月4日)にあごを「初代付き人」役でキャスティングした。

 番組にゲスト出演した水谷は「以前、爆報を見て頑張っているあごの姿を見た。なんとか復活の力になれば…。顔のインパクトは相変わらずすごいですから」と、エールをおくっている。

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2019年2月8日のニュース