辻本茂雄「若手育てて恩返しを」 新喜劇座長退任、「3割30本打ってた」自負も

[ 2019年2月8日 18:40 ]

京都・よしもと祇園花月で会見を開いた辻本茂雄
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 吉本新喜劇座長の辻本茂雄(54)が8日、京都・よしもと祇園花月で会見し、同所での特別公演「茂造の覚悟」(4月23日〜5月6日)をPRした。

 2月末で、内場勝則(58)とともに新喜劇座長を退任することが発表されたばかり。「世代交代があるかもと一昨年末に言われ、昨年11月に“2月いっぱい”と言われた」と振り返った。「“3割30本”打ってたのに辞めんのか、という感覚はあった」と本音も吐露したが、「ベテラン座員で辞める人が増える中、僕が年配として支えていこうと思う」と笑顔。「芸人として育ててくれたのは新喜劇。有名になれたのも新喜劇のおかげ。若手を育てて恩返しできたら」と語った。

 また、ファンから座長退任について泣かれたといい、「死ぬわけちゃうし、辞めるわけちゃうから、号泣するのやめて〜」と訴え、笑わせた。

 同公演では人気の老人キャラ・茂造を演じる。「今までは受け身でしたが、今回は2役でずっとボケて笑わせる」と説明。「友情や親子のきずなで涙する感動のシーンも、僕が笑いにかえる勢い。笑って感動したらど〜や」と呼びかけた。

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2019年2月8日のニュース