羽生の今後 順位戦A級は好調、偉業へ藤井七段ら台頭で険しい道

[ 2018年12月22日 08:12 ]

将棋 第31期竜王戦7番勝負第7局 ( 2018年12月21日    山口県下関市 割ぽう旅館「春帆楼」 )

羽生善治前竜王
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 羽生は昨年の竜王戦で通算獲得タイトル100期の大台に王手をかけてから、これでタイトル戦3期連続の敗退。いったん仕切り直し、挑戦者として再び大記録に挑む。

 佐藤天彦名人(30)への挑戦権を争う順位戦A級で、5勝1敗と好調。6戦全勝の豊島将之2冠(28)を追い、2期連続の挑戦を目指す。故大山康晴15世名人が持つタイトルの最年長獲得59歳や、最年長挑戦66歳にはまだ時間はあるが、現タイトル保持者7人に加えて初挑戦を目指す藤井聡太七段(16)の存在もあり、これまで以上に険しい道のりとなりそうだ。

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