超異例!「ジモトがジャパン」連載開始から7カ月でテレビアニメ化 来年4月スタート

[ 2018年12月22日 11:00 ]

「ジモトがジャパン」の1巻(C)林聖二/集英社
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 週刊少年ジャンプ(集英社)で今年9月から連載中のギャグ漫画「ジモトがジャパン」(林聖二氏作)が、来年4月からテレビアニメ化される。

 連載開始から7カ月でのテレビアニメ化は異例で、平成以降では、1994年(平6)の「とっても!ラッキーマン」(ガモウひろし氏作)の9カ月を抜いて平成以降では同誌最短となる。

 1972年(昭47)には「マジンガーZ」(永井豪氏作)が2カ月でテレビアニメ化されたが、ジャンプ連載開始より先にアニメ化が決まっていた。

 「ジモトがジャパン」は、山形県から東京に引っ越してきた少年・安孫子時生が、謎の拳法「都道府拳」の使い手で同級生の日ノ本ジャパンに振り回されるさまを描くギャグ漫画。ジャパンが各地の名所や特産物から編み出した47の秘拳とともに、さく裂するギャグが人気となっている。

 林氏は2014年に「ヒデ」で赤塚賞佳作に入選、翌15年に「少年ジャンプNEXT!!2015 vol.3」に「土俵に咲く薔薇」でデビューした。今作が本誌デビューで「ありがとうアニメ化!おそらく全地元で一番驚いているのは僕でしょう!ジャパンの地元愛をアニメでも見逃すなー!!」と喜びのコメントを寄せた。

 来年1月4日には単行本一巻が発売される。

◇ジャンプ漫画主なスピードアニメ化

▼2カ月=「マジンガーZ」(72年)

▼9カ月=「とっても!ラッキーマン」(94年)

▼10カ月=「聖闘士星矢」(86年)、「燃える!お兄さん」(88年)

▼11カ月=「BORUTO」(17年)

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