ABCの桂紗綾アナ 社会人落語日本一決定戦初出場で池田市長賞を獲得

[ 2018年12月3日 18:41 ]

「第10回社会人落語日本一決定戦」決勝で入賞した(左から)ABC桂沙綾アナウンサー、3位の一め家さんすけ(伊藤季久男さん)、優勝した神楽家小粋(巻渕大輔さん)、2位の浪漫亭来舞(蒲田裕彦さん)、桂文枝
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 社会人落語日本一決定戦・決勝が3日、大阪・池田であり、ABCの桂紗綾アナウンサー(33)が初出場で池田市長賞を獲得した。

 両親と同局先輩で落語に精通する三代沢康司アナウンサー(58)が会場で観戦。頼りなさげな新人アナウンサーのニュースでの“初鳴き”のネタ。国名や人名を見事に早口で喋り続け、会場から拍手を浴びた。昨年4月からABCラジオ「ラジオ演芸もん」(日曜前5・00)のパーソナリティーを務め、落語を聞く機会が増えた。「落語は登場人物が愛らしいのが魅力。ダメな人、アホな人を全部許す世界観がいい」と落語にはまった。前日の夕方のニュースでは2度の大きな失敗。「あれで厄が落ちたのか、きょうはミスがありませんでした」と笑った。「三代沢さんから(桂)春蝶さんの落語やな、と言われました。凄くよかったと褒められた」とニンマリだ。

 番組には落語家がゲストに来ることも多く、貴重な助言を貰うこともあるそうだが「もう少し、声を張れ(大きく)と文枝さんから言われました。大きな舞台では違うんだな、と目からウロコです」と貴重なアドバイスももらった。「来年?やってみたいけど、考えます」と連続出場については言葉を濁した。

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2018年12月3日のニュース