「まんぷく」第9週平均は21・1%、9週連続で大台キープ

[ 2018年12月3日 10:41 ]

女優の安藤サクラ
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 女優の安藤サクラ(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(月〜土曜前8・00)の第9週の平均視聴率が21・1%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが3日、分かった。第8週の11月24日放送(第48話)は初めて20%台を割る19・7%で、第9週初日の26日放送も19・8%と2度目の大台割れだったが、週の平均視聴率は20%台をキープした。

 第9週の各日の番組平均は11月26日=19・8%、27日=21・8%、28日=21・1%、29日=22・1%、30日=21・9%、12月1日=20・1%だった。初回23・8%と朝ドラの初回としては今世紀最高のスタートを切り、初週平均で21・9%、第2週は平均21・6%と順調な滑り出し。その後は第3週=22・3%、第4週=22・0%で、第5週=21・9%、第6週=21・6%、第7週=21・0%、第8週20・7%と推移していた。

 朝ドラ通算99作目。大河ドラマ「龍馬伝」、フジテレビ「HERO」「ガリレオ」「海猿」などのヒット作を手掛けた福田靖氏のオリジナル脚本。インスタントラーメンを生み出した日清食品の創業者・安藤百福(ももふく)氏と、その妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で明るくひたむきに生き抜く福子(安藤)とバイタリティーあふれる実業家の夫・萬平(長谷川博己)の波乱万丈の物語を描く。来年3月30日まで全151話。

 女優・芦田愛菜(14)が最年少で全編の語りを担当。主題歌「あなたとトゥラッタッタ♪」は「DREAMS COME TRUE」が書き下ろした。

 第9週は、「違うわ、萬平さん」。男の子を出産した福子。しかし萬平は、神部(瀬戸康史)を初めとした何人かの従業員とともに「ダネイホン」と名付けた新しい栄養食品の開発にすっかり夢中。家族で過ごす時間が少しでも欲しいと願う福子だったが、不満を持っているのは自分だけではないと気付く。「ダネイホン」開発チームに選ばれなかった「塩作り組」は、萬平が自分たちのことは見向きもしてくれないと腹を立てていた。不満のたまった「塩作り組」はある日、倉庫でとんでもないものを見つける。それが進駐軍を巻き込んだ大きな事件の引き金になり…という展開だった。

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2018年12月3日のニュース