桑田が永遠の「大衆音楽作家」宣言 最後の「ひとり紅白」で55曲 西城さんとさくらさん哀悼も

[ 2018年12月3日 04:00 ]

「平成三十年度!第三回ひとり紅白歌合戦」を開いた桑田佳祐。21曲目に三波春夫さんの「世界の国からこんにちは」を歌う
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 サザンオールスターズの桑田佳祐(62)が2日、パシフィコ横浜国立大ホール(西区)でソロ公演「第三回ひとり紅白歌合戦」を開いた。歌合戦形式のライブで5年ぶり3度目の開催。今年他界した西城秀樹さん(享年63)、さくらももこさん(享年53)への哀悼の意を込めたメドレーを歌唱した。

 「Y・M・C・A!」の大合唱が起こった終盤の46曲目。若かりし西城さんの雄姿がビジョンに映る中、名曲「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」を歌唱。「YMCA」の文字を全身でつくり、途中から振り付けを「MOMOKO」にチェンジ。さくらさんが作者のアニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディング曲「100万年の幸せ!!」に続けた。歌い終えて「ありがとう!」と叫ぶと、天に顔を向けて控えめに手を振った。

 同学年の桑田と西城さんは、ともに歌謡界の革命児。歌謡界に日本語ロックを定着させたのがサザンなら、日本人ソロ歌手で初めてスタジアムや日本武道館でのライブに挑んだのが西城さんだ。桑田のオファーに応えて、西城さんがサザンのライブに出演したこともある。感謝と敬意を持って歌をささげた。

 この日は昭和20年代の曲から、平成までの流行歌55曲を歌唱した。紅組トリの美空ひばりさんの「愛燦燦」では、横18メートル、高さ6メートルになる豪華衣装で歌唱。中盤ではサザンが“特別枠”で出場し、5人でドリフターズに変装して盛り上げた。

 自身を「大衆音楽作家」と呼ぶ桑田は「大衆と程よくがっぷり四つに組み、新たな音楽を作り続けていくことを、私はやめないだろう」とコメント。流行歌を作り続けていく。エイズ知識の啓もう活動「アクト・アゲインスト・エイズ(AAA)」の一環で行ってきたひとり紅白は、今回が最後。愛する歌謡曲を後世に残したいという思いが詰まった選曲だった。

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