王将戦挑戦者決定Lプレーオフ 渡辺棋王と糸谷八段が激突

[ 2018年12月3日 10:27 ]

第68期王将戦挑戦者決定リーグ戦プレーオフで初手を指す糸谷哲郎八段(左)。中継カメラが静かに見守る
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 将棋の第68期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグ戦プレーオフが3日午前10時、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。

 過去2期の王将経験を持つ渡辺明棋王(34)と対するのは、初の王将戦7番勝負出場を目指す糸谷哲郎八段(30)。振り駒の結果、糸谷の先手が決まり、2六に飛車先の歩を突いた。渡辺の応手は8四歩。17手目の先手3七銀までは両者ノータイムでの滑り出しとなった。

 勝者は来年1月開幕の7番勝負で2連覇中の久保利明王将(43)と対戦する。持ち時間は各4時間。

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2018年12月3日のニュース