西郷どん、ついに西南戦争へ…ネット「抗えない世の流れ」「切ない」

[ 2018年12月3日 09:00 ]

私学校の密偵が捕まり「西郷暗殺計画」が明るみに。ついに立つことを決断する西郷隆盛(鈴木亮平)(C)NHK
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 俳優の鈴木亮平(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜後8・00)の第45話が2日に放送された。

 第45話の副題は「西郷立つ」。西郷隆盛(鈴木亮平)が創立した私学校には続々と若者たちが集まって来た。その動きを警戒する大久保利通(瑛太)と川路利良(泉澤祐希)は、薩摩に密偵を送り込む。その頃、各地で士族の反乱が勃発し、政府に不満を持つ私学校の生徒たちは暴発寸前だった。西郷はその思いを何とか押さえ込んでいたが、私学校の生徒たちが政府の火薬庫を襲い、銃や弾薬を運び出す事件が起こってしまう。西郷はついに自らが“立つ”ことを決断する…という内容だった。

 私学校の密偵が捕まり「西郷暗殺計画」が明るみに。政府との衝突を避けていた西郷だったが、生徒たちの暴発を抑えられず、ついに進軍を決意する。西南戦争へつながる展開に、視聴者はネット上で「抗えない世の流れ…。西郷が立つ決意をした場面が泣けた」「電報の『ボウズヲシサツセヨ』。刺殺か視察か…。どっちだったんだろう。とにかくこれが政府への不信感を一層強めたね」「密偵の拷問された姿恐ろしい…」「菊次郎と親子水入らずの時間、人生で最後の幸せな時間が少なくなっていく」「政府軍にいる西郷の弟・信吾の表情が切ない…」などの声が上がった。

 主演の鈴木は公式サイトで「私学校というユートピアが育っていたある日、どうにもならない事件が勃発し、厳しい現実を突きつけられる…。『切ない』という言葉に尽きる回です。そこで西郷さんはどんな天命を仰ぐのか?『敬天愛人』の言葉を残した西郷さんの心のうちを、ぜひ感じていただきたいです」と思いをつづった。

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2018年12月3日のニュース