「西郷どん」江藤新平役の迫田孝也“地元いぶすき”訪問「すごく御縁を感じる」

[ 2018年12月3日 15:45 ]

“西郷どん”と記念撮影する迫田孝也(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜後8・00)に佐賀藩士の江藤新平役で出演した俳優の迫田孝也(41)が2日、鹿児島県いぶすき西郷どん館で行われたトークショーに参加した。

 今作では薩摩ことば指導としても携わっている迫田。自身が幼稚園から小学生時代を過ごした指宿市について「薩摩ことば指導をしながらも、薩摩藩士ではなく佐賀藩士の江藤新平を演じることになったが、よく考えてみると、こうして鹿児島の中でも、江藤新平さんも来ている指宿が、自分が小学生時代を過ごした場所という事にすごく御縁を感じる」とコメント。

 江藤新平役には「放送で登場してから、佐賀県などからも大変歓迎されて、目力やパシッとした性格など意外と自分と似ていたとも言われた」と会場を笑わせた。

 薩摩ことば指導ではどういう言葉がお気に入りですか?という質問には、「“ないがわいも(なんじゃおまえ)”は、とても気に入って使う言葉でずっと温めていたが、さすがに時代劇ではなかなか難しいかと思っていました。ですが、精忠組の北村有起哉さん演じる大山格之助たちがガヤで使うとちょうど良かった」と語った。

 トークショー後には佐賀の乱の後に江藤が西郷を訪ねてきた鰻温泉を訪れ、いぶすき西郷どんガイドの関係者から歓迎を受けた。その後、西郷も入ったであろう鰻温泉にも浸り、熱めのお湯を楽しんだ。「自分が演じさせて頂いた江藤新平さんが実際にきた指宿、鰻温泉に訪れることができて、また、地元の方々が“江藤さんお帰りなさい”と言って頂いて嬉しかった」と振り返った。

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2018年12月3日のニュース